SSブログ

三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」(文春文庫)を読みました [文庫本]

三浦しをんさんの作品を読むのは、たぶん初めてだと思います。直木賞受賞作品と言うことで、読んでみようと
思いました。

1269.jpg

さすが直木賞という感想です。現代日本の親子関係に、研ぎ澄まされた観察眼で切り込んでいるという作品でした。
ネタバレぎりぎりですが、「与えられなかったものを、今度はちゃんと望んだ形で、おまえは新しくだれかに
与えることができるんだ。」という台詞に感動しました。

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/01/09
  • メディア: 文庫



タグ:文庫本
nice!(36)  コメント(4) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 36

コメント 4

ぼんさん

あまり読書はしないのですが、家の近くに図書館があるので時間があるときに立ち寄って見ようと思っています(^_^)
by ぼんさん (2020-01-19 07:41) 

starwars2015

ぼんさんさん、おはようございます。
2019年下半期の直木賞が発表になりましたが、湊かなえさんが最終選考に残れなかった
という報道で、3年連続でノミネートされるとハードルが上がるというのがありました。
秀作をコンスタントに出せる作家が選ばれないのはどうなんでしょうね。
by starwars2015 (2020-01-19 08:20) 

いっぷく

評価はいろいろありますが、人のつながりの奥深さが描かれているのはいいのではないかと思いました。
by いっぷく (2020-01-20 13:51) 

starwars2015

いっぷくさん、こんばんは。
続編が読みたくなる作品って、登場人物がフィクションなのに
作中で生きている人間に思える時なんでしょうね。
まほろ駅前シリーズを読み進めてみようかなと思っています。
by starwars2015 (2020-01-20 20:25)