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新本格30周年記念アンソロジー「7人の名探偵」(講談社文庫)を読みました [文庫本]

「新本格」とは、推理小説好きならご存じの「新本格ミステリ」という推理小説のジャンルの潮流のことです。
1987年に発表された綾辻行人さんのデビュー作「十角館の殺人」が、その始まりとされています。この本は、
それから30周年を記念して2017年に刊行されました。新本格ミステリの第一世代と称される7人の作家の短編集です。

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自分が気に入ったのは、法月綸太郞さんの「あべこべの遺書」と有栖川有栖さんの「船長が死んだ夜」です。
京大ミステリ研は、漫画界のときわ荘のように、ここから多くの推理小説作家を輩出しているなんて、おもしろいなと
思いました。


7人の名探偵 (講談社文庫)

7人の名探偵 (講談社文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2020/08/12
  • メディア: Kindle版



タグ:文庫本
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