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高嶋哲夫「首都感染」(講談社文庫)を読みました [文庫本]

高嶋哲夫氏の時代を読むセンスは飛び抜けていると言えるでしょう。
まるで未来からタイムスリップしてきた人物からの警告のような作品を次々と世に出しています。
1999年に「メルトダウン」を、2004年に「津波」を発表してから2011年東日本大震災が発生し、大津波とメルトダウンが
現実に起こりました。
そして、2010年に本作品「首都感染」を発表してから、2020年の新型コロナウイルスによる世界パンデミックがWHOによって
宣言されました。

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読み始めると、これはクライシス小説なのか、ノンフィクションなのか分からなくなってしまうほど、現実に酷似した状況が
繰り広げられていきます。

ワクチン接種が始まったことで、第4波に突入しながらも、小説のようにコロナ禍が終息してくれることを祈っています。


首都感染 (講談社文庫)

首都感染 (講談社文庫)

  • 作者: 高嶋哲夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/04/08
  • メディア: Kindle版



タグ:文庫本
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コメント 4

ぼんさん

小説に書かれているような事象が現実に起きると恐ろしいですが、本当に早く終息手もらいたいですね。
by ぼんさん (2021-04-24 09:21) 

starwars2015

ぼんさんさん、こんにちは。
パンデミックを止めるには、まず、人の流れを遮断するしかないので
3回目の緊急事態宣言も仕方ないですね。
by starwars2015 (2021-04-24 12:45) 

ぼんぼちぼちぼち

そのような、未来を予言されたような作品を書かれている作家さんがおられるのでやすね。
なんか、すごい洞察力というかカンというか、、、
by ぼんぼちぼちぼち (2021-04-25 19:43) 

starwars2015

ぼんぼちぼちぼちさん、こんばんは。
科学的に考えると、かなりの確率で起こることだったってことですよね。きっと。
by starwars2015 (2021-04-25 20:30)