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「砂漠」(伊坂幸太郎)を読みました [文庫本]

「あれ、この本、奥田英朗だっけ」と思ってしまうほど、ポップな展開の青春小説です。

設定が著者の伊坂幸太郎さんの大学生時代と重なっているようであり、舞台も仙台の
東北大学法学部キャンパスであり、少し前の大学生のふつうの生活がさわやかに描かれて
います。

大学生が麻雀をやるという場面は、今ではなくなってしまったのではないでしょうか。

伊坂氏と同年代の読者であれば、ただ若き青春の日々を懐かしむだけでなく、あの
時間の経過が今の自分たちの成長の血や肉になっているという点で、貴重な時代
だったと再認識できる喜びを感じることでしょう。

IMG_5450.jpg
Canon EOS 5D Mark II+EF24-105mm F4 L IS USM(75mm) 絞り優先AE 1/8秒 F4 ISO400

伊坂氏よりもずっと若い年代の人たちは、この小説をどう読むのでしょうか。今でも
大学生時代の本質は、変わらないのでしょうか。

伊坂氏と同年代に大学生時代を生きた人には、ぜひとも読んでいただき、爽快な気分に
なってほしい本です。

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nice!(38)  コメント(2) 
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コメント 2

北海道大好き人間

ご訪問&nice! 有難うございました。

>大学生が麻雀をやるという場面は、今ではなくなってしまったのではないでしょうか。
いやいや、大学にはいろいろなサークルがありますから、やる人は一日中やっていると思います。
まあ、以前程やる人は多くないと思いますが。

by 北海道大好き人間 (2011-09-15 00:57) 

starwars

北海道大好き人間さん、こんばんは。
今どきの大学生でも4人揃って、長時間麻雀やるんですね。
大学生時代って不変ということでしょうか。
by starwars (2011-09-15 21:27)