海堂尊「夢見る黄金地球儀」

創元推理文庫って、文字のフォントが小さくないですか？

今までいろいろな文庫本を読みましたが、この本を手にして読み始めたら、急に眠くなってしまうのです。
はじめ話がつまらないからなのかと思いましたが、中身に入る以前に、読み始めただけで、睡眠薬のように
眠くなってしまうのです。

どうやら、他社の文庫本に比べて、この本のフォントは明らかに小さいです。読みやすい文字の大きさって
あるはずで、高齢化が進んでいる昨今、この大きさはいかがなものでしょうか。話が長いなら、ページ数を
増やして厚くするか、上下二分冊にするか、やりようがあるはずです。

で、本題の小説ですが、今までの海堂尊の重いテーマと異なり、軽いタッチの「クライムコメディ」という
ジャンルの本です。筆者自身が「一番気楽で楽しい作品」と言っているように、イージーリーディングの
作品です。

解説の中に、「政権交代が成っても、社会は全然変わらないじゃないか、などとムシャクシャしがちなかた」
と書かれているので、今がまさに旬。「無駄をなくします」と豪語して、仕分け作業はちまちまカット。
本予算は、史上最大の借金依存大型予算。公共事業もばんばん復活。ん～、ムシャクシャ…。


Canon EOS 5D Mark II+TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1　絞り優先AE　1/100秒　F5.6　ISO2500　露出補正-0.7

で、肝心の小説は…。やっぱり、眠くなったのは、中身のせいかなぁ…。

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夢見る黄金地球儀 (創元推理文庫)

• 作者: 海堂 尊
• 出版社/メーカー: 東京創元社
• 発売日: 2009/10/30
• メディア: 文庫

タグ：文庫本