フルサイズの方がボケるって本当？

というわけで、さっそくテストしてみました。まず、基本となる構図の写真を5D MarkIIで撮ります。

Canon EOS 5D Mark II+EF24-105mm f/4 L IS USM（105mm）　絞り優先AE　1/125秒　F4　ISO1600

次に背景、ロボット、カメラの位置とレンズを同じにして、APS-Cの40Dで撮ります。
当然、40Dは1.6倍ですから、ロボットの上半身しか写せません。そこで、5D MarkIIで撮った写真をトリミングして、
大きさをそろえてみましょう。ニコン機ならクロップという機能ですね。

上が5D MarkIIのトリミング。下が40Dで撮ったもの。

同じレンズで同じ絞りで撮っているので、ボケ方もいっしょですよね。

でも、撮りたかった構図は、ロボットの全身なので、今度は、同じ構図になるように、40Dの方のズームを
105mmから55mmに下げて比べてみましょう。

上が5D MarkII（105mm）。下が40D（55mm）。

同じ絞り開放で撮っても、105mmの方がボケが大きいから、同じ位置関係でズームレンズをつけて撮る場合、
APS-Cよりもフルサイズの方がボケが大きくなると言うわけですね。

ちなみにどの写真も等倍で比べると、当然のことながら5D MarkIIの方が高画質となっています。

タグ：5D2 EF24-105mmF4L 40D

コメント 2

5D2を購入しようと思っています。とても参考になりました。CCDの大きさが変わっても、ボケは変わらないんですね～。高画質なんだろうけど。
by 竪琴の弾けない吟遊詩人 (2009-02-26 21:04) 

竪琴の弾けない吟遊詩人さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

最近5D2を使っていて、一番うれしいのは、高感度ですね。ISOを高くしてもきれいに撮れるので、スピードライトを炊かなくても撮れる。自然な色合いで、やや暗めな場面でもきちんとシャッターが押せると言う点です。

買って後悔のない一品ですよ。
by starwars (2009-02-26 22:54)